2023.05.02
こんにちは、OSCAR製作グループです。
4月に、OSCAR婦中工場でパネル生産ラインの改造を行ないました。
今回の工場のライン改造の目的と改造工事の作業風景をご紹介させていただきます。
①材料の移動と人の流れをスムーズに
以前までは、工場の一ヶ所で材料をカットしてから、各ライン(壁、床、屋根)に部材をフォークリフトへ運んでいました。
そこで、フォークリフトでの運搬距離を減らし、効率よくパネル生産ができるよう、ラインごとに必要な部材をタイムリーにカットするレイアウトへ変更を行いました。
これにより、人の流れもスムーズになり、作業範囲も拡大する事が出来ました。
②新しい機械の入替による生産性の向上
老朽化による機械の入替えに伴い、加工能力を上げるため材料をカットする新しい機械(2台)を追加しました。
第一工場(壁ライン改造前)
ライン改造前の第一工場の写真です。
改造前は、壁に使用するパネルをコの字型のライン(矢印の箇所)で製作し、奥のスペース(丸で囲まれた箇所)では、全ライン(壁、床、屋根)で使用する部材のカットを行なっていました。
そのため、奥のスペースでカットした部材を、第一工場の外に出て各ライン(壁、床、屋根)の加工始発点まで移動させる必要がありました。
第一工場(壁ライン改造作業中)
ライン改造中の第一工場の写真です。
専門の業者さんに約1週間かけてコの字型のラインを解体、レイアウト変更、新しい機械の導入作業をしていただきました。
第一工場(壁ライン改造作業後)
ライン改造後の第一工場の写真です。
左側(丸で囲まれた箇所)は壁のみで使用する部材カットスペース、右側は壁パネルを製作するI型ライン (矢印の箇所)になりました。
これにより、部材カット完了後、一度第一工場の外に出てまた第一工場に入るといった動きをなくしました。
今回は第一工場の改造作業を中心にご紹介させていただきましたが、第二工場・第三工場もライン改造を行ないましたので、建築をご検討中でご興味のある方は、ぜひ工場見学にいらしてください!
婦中工場の工場見学のお問合せは、オスカーホームの営業担当までにご相談ください。
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